四国まるごと大周遊?日目

昨晩は疲れ果て、飲みすぎたせいもあって顔も洗わず寝てしまい、おかげで4:30に目が覚め、それからだらだら寝たり起きたりしていたけれど6時過ぎにはお風呂に入りにいった。大浴場は8階にあり、展望浴場になっている。時間があったのでゆっくり温泉につかり、くつろいだ。
昨日の夜はとても嫌な事があり、泣いて寝たせいで両目がぶさいくに腫れていた。
あぁ、嫌だ・・。
ルネッサンスリゾートナルトを10:00に出発し、鳴門公園に向かう。かなり天気がいい。今日は全国的にも真夏日和だそうで。
鳴門公園で渦潮の見れる「渦の道」へ案内し、さっき朝食を食べたにもかかわらず11時から昼食を食べ、ここも出発。
鳴門海峡を渡り淡路島へ。北淡町の震災記念公園を見学後、淡路ハイウェイオアシスで休憩をとり、帰路へ。19:00には最終の下車場所となり、早い帰宅。
疲れた。
ストレス。

ただいま!

6日間の海外ツアーから無事生還しました。いや〜精神的にしんどかったしんどかった。
こんなに緊張した添乗は久しぶりだったし、実はかなり凡ミスをしてしまった。
<今日の一日>
朝8:30ホテル出発。なのに寝坊。
ベットで気持ちよく寝ていると部屋をノックする音が。「こんな朝っぱらから誰だよ。」と思いながら「はい?」とかすれ声で答える。私の中では朝の4時か5時だった。
すると韓国の現地ガイドさんが、ドアの向こうから「添乗員さん、皆さんもうバスに全員乗られていますけど…。」
えぇっ!? …ってか、今何時っ???これは夢か?とも思ったが現実らしかった。
その後私の頭はパニック状態。
「ありえんありえん…。」とだけ口にしながらとにかく服だけ着替えて顔も洗わず歯も磨かずもちろんすっぴんで、スーツケースに脱いだままのパジャマを投げ込み・・。多分起きてから5分くらいで部屋を出たと思う。
てゆーか今までで初めてだって!出発時間過ぎに起きたの!
言い訳じゃないけど、ホテルのフロントに頼んだモーニングコールは絶対ならなかった。あと部屋に窓がなくほとんど光は差し込まず部屋は夜なのか朝なのか分からない状態で…。
言い訳がましいか…。
さっきまで真夜中だった私の頭の中も、下に下りてまぶしい朝の日差しと町の喧騒で一気に目が覚めた。でも変な感覚・・・。

ま、この件は横に置いといて、
ツアーはまず朝食を食べに行くところから。
私のせいで8:40(10分遅れ)にホテルを出発し、レストランに向かう。泊まったホテルは典型的なビジネスホテルで(だから窓だってなかった(泣))、朝食は外のレストランで“あわびのお粥”を食べることになっていた。
「松竹」というきれいなレストランで、お粥を食べる。とてもおいしかった。朝からキムチを添えて食べるお粥。すぐに身体がポカポカ。

その後、ガイドさんのサービスで観光地に寄る。「青瓦台」と呼ばれる大統領官邸を観光。敷地内にある八重桜が満開でとてもきれいだった。

ここにいた“POLICE GUARD”と背中に書かれた警察官、彼らはなんとローラーブレードで競輪選手みたいなぴっちりしたワンピース格好で警備にあたっており、それが珍しいのか観光客と次々と記念撮影に応じていました。
ちゃんと警備しなくていいの??

次に韓国のお土産やに寄り、主にキムチとか韓国のりとかの買い物の時間を取り、空港へ。

インチョン空港まで約40分。
13:35発の大韓航空便。小松行き。横3,3列のB-747機で小さい飛行機だけどガラガラだった。

約1時間と40分で小松空港に無事到着。
後はバスで地元まで帰った。

6時半帰宅。

白浜温泉と和歌山桜

5:30大野出発。
天気は曇り。北陸道から名神近畿道、と進め、休憩の岸和田ではいい天気になってきた。そのまま阪和道に入り、川辺インターで下り、道成寺へ。
あんちん清姫の話で有名な絵解き説法が聞ける有名なお寺。ここには何度か来た事があり、住職さんのお話はおもしろく大好きだ。
道成寺の境内の桜も綺麗に咲いていた。いい天気だし、気持ちよかった。
近くの梅干工場で買い物。南高梅は種が小さく、果肉が多く粒も大きい。身体にはいいけど塩分の取りすぎはよくないしなぁと思い買わなかった。
動鳴気渓という桜の名所へ行く。
ドウメキケイという。私もはじめて聞くし、初めて行った。ちょっと山の中に入っていく細い道で、大型観光バスだとすれ違いなんかできなさそうなところだ。桜は1分咲きか…あるいは全く蕾だけ、といってもよさそうなくらいで実際どこがその桜の名所なのか分からず、一度通り過ぎてしまったほど。残念。1週間後がいい感じだろうか。
白浜温泉へはそこから約30分。17:00頃チェックイン。
宴会は18:15からはじめ、カラオケなどでもりあがった。
お客様は歳をいった方が多く、でもとても楽しそうでよかったです。

ツアー中止

能登沖地震でツアー中止になった。

今朝は4時起きで、敦賀までお客様を迎えに行く。丸岡で32名、全員揃っていつも通りの旅行のはじまり。尼御前で休憩し、金沢東インターで北陸道を下り、能登有料に入る。
もうすぐ休憩場所の高松の道の駅、というところ、メールが入り、東京の友達から「地震大丈夫?」とのこと。なんのことやら??と思っていたら、なにやら留守電が入っていることに気が付き、聞こうとするが電波が切断されて聞けない。その時はまだ地震があったことに気づかなかった。バスに乗っていたお客様32名も、ドライバーも。
高松に午前10時少し前に着く。そこで初めて10分ほど前に能登地震があったことを知り、しかも津波警報まで出ているという。
目の前、海なんですけど・・・。
会社に詳細を聞き、これから行く予定だった昼食場所に電話をかける。ちなみに携帯は全く使えないので公衆電話からかける。昼食は能登のホテルでバイキングだった。ホテルには公衆電話からはすんなり繋がり、様子を聞くと「大変いま混乱しておりまして、とても受け入れられる状態ではありません」という。私はとにかく海から離れなきゃ、と思っていたし、ホテルもここからそう遠くはなかったので、ホテルにすぐに行きたい、と思っていた。なんでそう思ったのか、と今は不思議だけど、当然ホテルはひどい被害を被っていて、悠長にご飯など提供できるはずもなかった。
そんなわけで能登有料で我々は引き返し、福井へ戻った。ツアー中止。
せっかく天気も良くなってきたが、残念だ。
最後までさっき乗ってもらったお客様をまた降ろし、自分も家に帰った。こんな時間に帰るのは何年ぶりかな・・。明るいうちに車庫から帰る。不思議な感じがした。

能登の被害者はそれほど多くなくてよかったが、余震が続いているということで気をつけてほしい。

大阪の朝は晴れだった。
難波のホテルをチェックアウトし、会社の上司T氏、H氏と同僚で友達のYちん、Sさんと一緒にJR大阪駅でお茶をする。11時過ぎの雷鳥で福井へ帰る途中、滋賀辺りから雪模様になり、雷鳥の車窓から黙って見ていた。
いろんなことが一度に過ぎ去って行き、慌しかったけれどボーっと窓から雪を眺めていたら少し我に返ったというか、落ち着いた気持ちになった。
山生活を思い出した。
まだまだシーズンなのに自分がここにいることの違和感。
いろんなことがあった。
明日からまた添乗生活に戻ることへの不安…。