湯村温泉と鳥取砂丘、なし狩り②日目

7:30より朝食。
8:30出発。天気晴れ。湯村温泉を後にし、向かうは鳥取県浦富海岸日本海山陰地方。ここで遊覧船の乗る。湯村からバスで30分走ると海が見えてきた。天気がいいので海の色はとてもい青かった。95人乗りの船は貸切りで、約40分の「山陰松島遊覧」と謡われている遊覧コースとなる。乗るのはこれも2回目か。前回は3年以上前だったと思うが、着いてみて思い出す。前もかなり揺れたことを思い出した。そして今回もやっぱり揺れた!船の中で立ち歩かなければ酔うことはないが、じっとしていてもお客様の中で弱い方は何人か気持ち悪くなった方がいたようだ。でも私なんかはむしろ、その揺れが楽しかった。一瞬船が宙に浮くような感じ…たまらん!おもしろーい!
船の中から遠くに鳥取砂丘が見える。ここから見ると日本一の砂丘もとても小さい。

浦富海岸から賀露港に行き、そこで海産物の買い物時間をとったあと、いよいよ鳥取砂丘へ。お昼ごはんを食べ、砂丘を歩く。店屋で長靴を借り、馬の背とよばれる小高い丘まで歩く。片道10分ほど。砂の上り坂というのは思った以上に前に進まずしんどい…。下りは滑っていくような感覚で楽しいけど。
馬の背までくると息が切れ、全身汗が吹き出てきた。でもそこからの景色は最高にきれいで、今日は天気が良かったからというのもあるんだろうケド空の青と海の青、その青い海に立つ白波に砂漠の砂の色。なにも邪魔するものがなく、きれいなそのコントラスト。
太陽の暖かさと海からの風が汗をかいた肌に心地よい。

何枚か写真を撮り、引き返した。鳥取砂丘は今まで何回か来たことはあったけど実は今回初めてここまで歩いた。これまではあまり時間がなかったし、天気もここまでよかったことはなかったような気がする。今日、ここまで来て正解だった。こんな景色なかなか見れるもんじゃない。
砂丘から梨園へ行き、梨狩り。もう梨の時期も終わりごろということで、種類は「新興なし」だった。20世紀なしが夏頃から出始め、新高(にいたか)、新興(しんこう)と変わっていくそうだ。20世紀なしがよかったな〜と思いつつ、新興なしを棚からもいで食べる。うん、でも水分いっぱいでおいしい。
なし狩りも無事すんで、帰路の道。お客様を最後まで送り、帰宅は23時過ぎ。