山の紅葉も終わり

今月も今日で終わり。
今日電子レンジのタイマーが一秒一秒、減って行くのを見て思った。この一秒がもう元には戻らない時間で、貴重な時間なんだなって。でも何をどうしていいのか、今はわからない。具体的にアドバイスをくれる人は誰もいない。全部自分で決めないと。

清里高原、八ヶ岳日帰り

7:00に富山駅北口を出発。天気晴れ。
黒部、魚津、入善、朝日などを経由し朝日インターから高速に上がる。越中境で休憩。糸魚川インターで下りて一般道。バスの中は今日はほとんど女性のお客様で賑やか。富山弁が聞こえる。「…しられ〜。」「…ちゃ。」なんて。
かわいい。富山弁ってかわいい。昔学生の頃仲の良かった新港の友達と同じ言葉だ。すごくいい。語尾のイントネーションは福井と似たところもあるけど、富山のほうが聞いててやわらかい感じがする。
豊科から中央道に上がり、山梨県に入り小渕沢インターで下りる。八ヶ岳高原にある大きなリゾートホテルの施設の中のレストランでランチバイキング。のどかなところで気持ちよかった。高原牛乳がおいしかった。ロースとビーフもおいしかった。
そのあと清里高原清泉寮で有名なソフトクリームを食べる。すごい列!売るほうもすごい。ソフトクリームの器械が6個くらい並んでる。スタッフが流れ作業で、手に5個くらいソフトクリームを持ち次々にお客さんに渡す。不思議な光景。
←味はさっぱりしていておいしかった。
そのあと美し森へ行き、展望台までけっこうきつい階段を上る。お天気最高で遠くに富士山が見えた。やっぱり富士は日本一だな〜なんて改めて思う。頂上まで来ると、主峰・赤岳(2899M)が見える。ごつごつしたその山の頂上は、昔富士山と背比べをしたときに富士山に頭をたたかれて八つに割れたという言い伝えもあるそうな。
足ガクガクになりながら下りの階段を下り、そこからまたランチをしたリゾートホテルの敷地内にある温泉へ行き、入浴を楽しんで帰るコース。私は入らなかった。
同じ道を富山まで戻り、富山駅に着いたのが22:20。思ったより早く着いた。でも疲れた〜。

富山

仕事の応援で富山へ。久々の富山駅前。あぁ、10年前くらいに何度か来た事があった。姉が富山のほうの大学で遊びに来たことがあったから。あの時は一人暮らしの姉の部屋から飛行機が飛んでいるのが見えてすごく感動したことを覚えている。富山ってすごいなぁと十代の私は感動した。
駅に着くと、なんかあんまり昔と変わってないなぁと思った。駅の改札も手動だし、昔の福井駅みたいだ。最近福井駅は新しくなりホームへの階段もエスカレーターになってずいぶん楽になった。でも富山はまだ階段でびっくりした。でも駅裏とかはきれいに整備されていて福井の比じゃないけど。
今日は富山の営業所で準備をしてビジネスホテル泊まり。

湯村温泉と鳥取砂丘、なし狩り②日目

7:30より朝食。
8:30出発。天気晴れ。湯村温泉を後にし、向かうは鳥取県浦富海岸日本海山陰地方。ここで遊覧船の乗る。湯村からバスで30分走ると海が見えてきた。天気がいいので海の色はとてもい青かった。95人乗りの船は貸切りで、約40分の「山陰松島遊覧」と謡われている遊覧コースとなる。乗るのはこれも2回目か。前回は3年以上前だったと思うが、着いてみて思い出す。前もかなり揺れたことを思い出した。そして今回もやっぱり揺れた!船の中で立ち歩かなければ酔うことはないが、じっとしていてもお客様の中で弱い方は何人か気持ち悪くなった方がいたようだ。でも私なんかはむしろ、その揺れが楽しかった。一瞬船が宙に浮くような感じ…たまらん!おもしろーい!
船の中から遠くに鳥取砂丘が見える。ここから見ると日本一の砂丘もとても小さい。

浦富海岸から賀露港に行き、そこで海産物の買い物時間をとったあと、いよいよ鳥取砂丘へ。お昼ごはんを食べ、砂丘を歩く。店屋で長靴を借り、馬の背とよばれる小高い丘まで歩く。片道10分ほど。砂の上り坂というのは思った以上に前に進まずしんどい…。下りは滑っていくような感覚で楽しいけど。
馬の背までくると息が切れ、全身汗が吹き出てきた。でもそこからの景色は最高にきれいで、今日は天気が良かったからというのもあるんだろうケド空の青と海の青、その青い海に立つ白波に砂漠の砂の色。なにも邪魔するものがなく、きれいなそのコントラスト。
太陽の暖かさと海からの風が汗をかいた肌に心地よい。

何枚か写真を撮り、引き返した。鳥取砂丘は今まで何回か来たことはあったけど実は今回初めてここまで歩いた。これまではあまり時間がなかったし、天気もここまでよかったことはなかったような気がする。今日、ここまで来て正解だった。こんな景色なかなか見れるもんじゃない。
砂丘から梨園へ行き、梨狩り。もう梨の時期も終わりごろということで、種類は「新興なし」だった。20世紀なしが夏頃から出始め、新高(にいたか)、新興(しんこう)と変わっていくそうだ。20世紀なしがよかったな〜と思いつつ、新興なしを棚からもいで食べる。うん、でも水分いっぱいでおいしい。
なし狩りも無事すんで、帰路の道。お客様を最後まで送り、帰宅は23時過ぎ。

湯村温泉と鳥取砂丘、なし狩り①日目

6:05発。天気晴れ。バス回送中は真っ暗だけどお客さんが乗り始める頃からは明るくなり始め、朝日を受けた雲の色がうつくしい。幻想的。
2時間以上かけて全員のお客様が乗り、いよいよ兵庫県湯村温泉に向けて出発!小浜から舞鶴若狭自動車道にのるとき青葉山もキレイに見えた。別名「若狭富士」。福知山から一般道でまずは出石に向かう。「皿そば」で有名な城下町。これまで何度か訪れたことはあるが、今日はここで自由昼食なのでどこの店で何を食べようか楽しみなのだ。
出石に着き、約2時間自由散策。私は乗務員さんとお昼を駐車場から一番近い手打ちの皿そばやさんに入る。駐車場から近いところなんて絶対「穴場」的なそば屋ではないと思っていたけどでもおいしかった。メニューは皿そばしかなく、ご飯ものなんて一つもなかったのがびっくりした。ビールのつまみが2〜3品あるくらい。皿そばは5皿で1人前。とろろと、生卵がつく。だしは花瓶みたいなでかい白い徳利に入っている。見た目はそんなに量もないかなと思っていたのに食べてみたら不思議なことにお腹いっぱい!なんと、ほんとに満足満腹。びっくりした。3人とも「うまかった〜」と言いそのそば屋を後にした。
ガイドさんと私は、その後すぐ別腹でそソフトクリームを食べに行く。朝から出石に行ったら食べたいねと言っていたのだ。そばで予想外にお腹いっぱいになったとしても、計画は変更できないもの。ここ出石にはソフトクリーム屋さんがいっぱいあって、しかも種類が豊富で、黒豆ソフト、そばソフトなんかはここ独自のものでかなり興味あり。私は3段で「黒豆、抹茶、そば」にした。ガイドさんは「もも、抹茶、そば」だったかな。

おいしかったです(^・^)
もちろん肝心の観光もその後歩いて見て周った。出石城址や、辰鼓楼、桂小五郎の潜拠跡などなど…。天気も良くて散策日和だった。
出石から湯村に向かう途中で、猿尾滝という滝の見学。ここも来るのは2回目。かなり前に一度来たことがある。滝の中に猿の顔に見える岩、マリア様、観音様に見える岩がある。こじつけのような気もしないではないが…。
湯村温泉に15:40くらいに入り、夕食まで近くの"荒湯"と呼ばれる源泉でゆで卵を作る。98℃のお湯の中に生卵を13分ほど入れて茹でる。荒湯の近くには「足湯」もあるので、茹で上がる間は足湯に入って待つ。山間を流れる川岸にあり、景色なんかもいい。
夕食は宴会で、食事もとてもおいしかったし、旅館の仲居さんはとても親切で温かみを感じた。旅館は"人"だと思う。ちょっとした気遣いでぐっとその宿が好印象になる。料理に出た但馬牛はとてもおいしかった。私はどっちかというと味音痴なほうだけど、本当においしいお肉というのはやっぱり違うと思った。宴会も盛り上がった。今回のお客様は40名で、男女ちょうど半分半分だった。女性同士のグループ、男性同士のグループでバスの中から本当に楽しそうにされていた。宴会で、カラオケのリクエストが殺到し私は曲名探しと司会で忙しかった。
2時間の宴会も終わり、部屋に戻りお風呂に入り爆睡。一日はあっという間。