立山室堂散策日帰り

5:15起き。6時に家を出る。天気曇り。
今日は一人でバス2台のバスを担当。お客様90名もいたからかなり疲れた。高速で富山へ向かう。富山の呉羽PAで弁当を積み込み、富山ICで降りる。立山アルペン村でますの寿司の試食を配り、休憩する。
天気予報は曇り後雨で、私なんかは山の景色なんてほぼ見えないだろうとふんでいたのに、ここにきて立山の稜線がきれいに見えており、「皆様!よかったです〜っ!」なんて、喜んでしまった(^^♪
室堂に12:05に着き、12:15発の大観峰行きのバスに23名のお客様を連れていかねばならなかったので少々あせりながら、それでもなんとかぎりぎり間に合って乗ることが出来た。大観峰からの黒部ダムの眺めは最高だった。ガスはひとっつもなく、空気も澄んでいた。ロープウェイが運行するその真下の紅葉はまだ早いようで少ししか色づいていなかったが、それでもいい景色には違いなかった。

「あのロープウェイに乗りたいんですけど…」と何人かに言われた。今回はそういう設定ではないので無理なんです、と断ったが、これからは黒部ダムまで行ってもいいのかもしれないとも思う。ただ、ロープウェイに乗ると待ち時間が読めない、ということもあるのか、今まではその案は没になっているようだったが。
大観峰から帰ってきて、お昼の弁当(マツタケご飯おいしかった)をバスに戻って食べた。ちょうど知り合いのTCがアルペンで室堂に来ていたので、その後一緒に少しみくりが池まで歩いていた。雨が、ぽつぽつ降り出してきて、私たちは傘をさした。ちょうどそこに同じ会社のTCが、「今どこかのツアーのお客様が向こうで倒れたらしいのですが、どこのツアーの方かわからなくて。」とみくりが池温泉の方を指差す。40分ほど前らしいので、もうどこかに運ばれた、という。室堂のターミナルに戻って山岳警備隊の人に話を聞くと、なんだか曖昧でその人も詳細を掴んでいないようだった。しばらく待っていると、その人の無線になにか情報が入り、「わかりました。お宅の会社のお客さんですね、今ホテルで休んでいるそうです」と教えてくれた。慌ててそのホテルの5階のロビーへ行くと、うちのお客様の女性4名がソファに座っていた。倒れたのはそのうちの一人らしく、今はもう薬も飲んでだいぶ楽になったとのこと。高山病らしい。急に動悸がして、息が苦しくなり顔面蒼白になったらしい。
「一緒に帰れますか?」と聞くと、「大丈夫です。すみませんでした。」ということで、この場は大事になることもなく、よかった。
室堂を16:00に出発。90名、一人も遅れることなく戻ってきた。まぁ途中で雨が降ってきたせいもあるのだろう。それからアルペン村というドライブインに寄って車内販売のお土産を2台分配って、帰ってきた。22:00帰宅。疲れたけど今日も無事終了。